Windowsでの開発関係の技術日誌

Windows11でCOBOLを使う

Windows11でCOBOLを使う。


COBOLとは


COBOL(Common Business-Oriented Language)は、
1959年に開発された業務用プログラミング言語で、
主に企業の会計、給与、在庫管理などの事務処理に特化している。
英語に近い文法を持つのが特徴で、非技術者でも理解しやすいよう設計されている。

大量のデータを扱う事務処理に最適化されており、銀行、保険、政府機関などで広く使われている。
COBOLで書かれたシステムは数十年にわたり運用されており、現在でも多くの基幹業務で稼働中。
帳票やバッチ処理に強く、メインフレーム環境での運用に適している。
レガシーシステムの保守・運用に不可欠な存在。COBOL技術者の需要は根強い。

COBOLの多くはメインフレームで使用されているが
パソコンでも使えるCOBOLはいくつかある。
多くは有償であるが無料で使えるGnuCOBOLをここでは使ってみる。

WindowsでGnuCOBOLを使うにはMSYSなどを使うのが普通のようだが
ググっても情報が古くなかなかうまくいかなかったので
ここではWSLのDebianの上でGnuCOBOLを動作させる方向にした。

GnuCOBOLの概要


日本人エンジニア・西田圭介氏によってOpenCOBOLとして2002年に開発開始。
COBOLコードをC言語に変換し、GCC(GNU Compiler Collection)でコンパイル・実行。
2013年にGNUプロジェクトに正式採用され、**GnuCOBOL**に名称変更。
Windows、Linux、macOSなど、メインフレームに依存しないオープン環境で動作する。

GnuCOBOLのインストール


WSL2を使えるようにしたうえでDebianを使えるようにする。
そのあと、こちらの内容を参考にしてインストールを行う。


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このサイトの著者:
NEVER_NOTHING(なっしんぐ)

フリーランスのITエンジニア
京都出身/東京在住